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松原 章浩; 西澤 章光*; 三宅 正恭*; 國分 陽子
第16回AMSシンポジウム報告集, p.21 - 26, 2014/11
原子力機構東濃地科学センターではC測定を継続しつつ、地層の隆起・侵食速度の評価に関わるBeやAlなどの宇宙線生成核種を利用した岩盤の露出年代の推定等に向け、AMS装置(15SDH-2ペレトロン、最大電圧: 5MV)の技術整備を進めている。平成24年度後半からAl測定のルーチン化に向けた整備を開始した。標準試料の同位体比の平均値は不確かさの範囲内で参照値と一致し、信頼性ある測定結果が得られている。
竹内 絵里奈; 安藤 麻里子; 小嵐 淳; 國分 陽子; 西尾 智博*; 大脇 好夫*; 眞田 勝樹*
no journal, ,
加速器質量分析(AMS)によるC測定では、試料から精製した二酸化炭素を鉄触媒で水素還元することで得たグラファイトを用いる。この過程で二酸化炭素中に硫黄酸化物やハロゲン化合物が含まれるとグラファイトの生成を阻害するため、それらの不純物を除去する必要がある。本研究では、不純物を多く含む土壌の測定において、前処理の違いがグラファイト生成およびC測定値に与える影響を評価するために、サルフィックス(酸化銀と酸化コバルトの混合物)と銀板を用いた2つの不純物除去法を比較検討した。炭素同位体比が既知の標準試料、スルファニルアミド、硫黄含有量が異なる3か所の土壌に対して、サルフィックス及び銀板を用いた前処理を行い、グラファイト生成の収率と炭素同位体比(CおよびC)の測定結果を比較し、両処理法の適用性を確認した。